新築一戸建てへの引っ越し時にやるべきことは?
待ちに待った新築一戸建てへの引っ越しだとしても、喜びと同時に、膨大な準備に不安を感じていませんか?新居での生活を快適にスタートするために、事前に準備しておくべきことがたくさんあります。本記事では、新築一戸建てへの引っ越しをスムーズに進めるために必要な準備を詳しく解説します。
家具・家電の準備・防汚対策
新居での生活を想像すると、ワクワクしますよね。
しかし、せっかくの新居も、家具や家電がなければ快適とはいえません。まずは、新居に持ち込む家具・家電をリストアップしましょう。思い出の品やまだ使えるものは、新居にも一緒に連れて行きたいものです。
一方、新居の雰囲気に合わないものや、古くなったものは買い替える必要があります。そして、家具・家電が決まったら、次は配置を決めましょう。事前に配置を図面などに書き出しておくと、引っ越し当日のスムーズな搬入や、使い勝手の良い空間作りが可能になります。
また、引っ越し前に不用品を処分しておくと、荷物を減らし、費用を抑えられます。自治体の粗大ゴミ回収や、リサイクルショップの利用などを検討しましょう。くわえて、入居前の防汚対策もおすすめです。
入居前の防カビ・防汚対策
新築時の綺麗な状態を長く保ちたいなら、入居前に防カビ・防汚対策をしておきましょう。
お風呂やトイレなどの水回りは、カビが発生しやすい場所には、市販の防カビ剤や燻煙剤などを使い、入居前からカビ対策をしておくと安心です。キッチンや洗面台などの排水口には、排水口ネットを設置することで、髪の毛やゴミのつまりを防げます。
入居前に、壁や床などの傷や不具合がないかも確認しましょう。見つけた場合は、ハウスメーカーに連絡して修繕してもらいます。
ライフラインの手続きと近隣住民への挨拶
新居で快適な生活を送るためには、電気・ガス・水道などのライフラインの手続きが必要です。
現在の住居のライフラインを停止し、新居で利用開始の手続きを行います。電気・ガス会社によっては、立ち合いが必要となる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
インターネット回線の使用やテレビ視聴には、光回線やケーブルテレビなどの契約が必要です。引っ越し前に業者に連絡し、工事日を予約しておきましょう。固定電話を使用する場合は、移転手続きが必要です。NTT東日本/西日本に連絡し、引っ越し日の希望を伝えましょう。
引っ越しのご挨拶は、良好なご近所付き合いを築くために重要です。挨拶するタイミングは、引っ越しの1週間前頃が目安です。挨拶する範囲は、両隣、お向かい、真後ろのお宅が基本です。
その他、町内会長宅にも挨拶をするとよいでしょう。手土産は、日持ちするお菓子や洗剤などの消耗品がおすすめです。500円~1000円程度の予算で選びましょう。マナーとして、「御挨拶」と書いたのしを付け、直接手渡しましょう。
忘れずに確認!その他の手続き
引っ越し後の手続きで最も重要かつ義務付けられているのが、住民基本台帳法に基づいた、市区町村への届け出です。
です。市外に引っ越す場合は、転出届を引っ越し前の住所を管轄する市区町村役場へ提出します。提出期限は引っ越す日まで、もしくは引っ越し日から14日以内です。基本的な必要書類は、転出届、本人確認書類、マイナンバーカードです。
転居届・転入届は、引っ越し後の住所を管轄する市区町村役場へ提出します。提出期限は引っ越し日から14日以内です。必要書類は、転居届・転入届、本人確認書類、マイナンバーカードです。市外から引っ越した場合は転出証明書も必要です。
届け出は、市区町村役場の窓口だけでなく、郵送やオンラインでも手続きできます。詳しくは、引っ越し先の市区町村役場のホームページを確認しましょう。また、引っ越し後に忘れずに行うべき手続きのひとつが、住所変更手続きです。
運転免許証、銀行口座、クレジットカードなど、多くの書類やサービスで住所変更が必要です。運転免許証の住所変更は、引っ越し後の住所を管轄する警察署で行います。必要書類は、運転免許証、住民票、本人確認書類です。
銀行口座の住所変更は、各銀行の窓口またはオンラインで行えます。必要書類は、通帳、キャッシュカード、本人確認書類、住民票です。また、クレジットカードの住所変更は、各クレジット会社の窓口またはオンラインで行えます。
必要書類は、クレジットカード、本人確認書類、住民票です。その他にも、健康保険証、国民年金、各種保険、携帯電話、ガス会社、電気会社など、住所変更が必要なものがあります。早めにリストアップして、漏れがないように手続きを進めましょう。
各種サービスの住所変更
新聞配達や宅配サービスなど、引っ越し後も継続して利用したいサービスは、住所変更手続きが必要です。
新聞配達の住所変更は、新聞社に連絡して行います。必要情報は、新しい住所、電話番号、配達開始日です。宅配サービスの住所変更は、各宅配会社のホームページまたは電話で行えます。
必要情報は、新しい住所、電話番号、氏名です。その他にも、各種サービスの住所変更が必要かどうか確認し、早めに手続きを進めましょう。
まとめ
新築一戸建てへの引っ越しは、準備が大変な分、達成感も大きいです。記事で紹介した準備を参考に、計画的に準備を進め、新居での快適な生活をスタートさせましょう。引っ越しの数か月前から準備を始めることをおすすめします。早めに準備を始めておくと、焦らずに準備を進め、より理想的な新居での生活を迎えられます。新築一戸建てへの引っ越しは、人生の中でも特別なイベントです。しっかりと準備をして、充実した新生活をスタートさせましょう。