住宅ローンの審査が通らないのはなぜ?年収や勤続年数以外に注意すべき点とは

公開日:2023/03/15   最終更新日:2023/02/10


マイホームの購入で大半の人が利用することになる住宅ローンですが、申し込めば誰でも融資してもらえるわけではありません。住宅ローンは金融機関からの審査によって、融資の可否が決まってしまいます。今回は住宅ローンの審査が通らない理由と対応について解説するので、住宅ローンの審査になかなか通らないという人は参考にしてください。

住宅ローンの審査が通らないのはなぜ?

住宅ローンの審査が通らない理由として年収面や勤続年数の短さが挙げられます。長期的に安定した収入が見込めることが住宅ローンの審査では重要視されてしまうため、転職などで勤続年数が短いと審査に通らない可能性が高くなってしまいます。

また現在の住宅ローンは返済年数が30年以上に渡る長期となることが多く、審査では完済時の年齢も重視されます。一般的には完済時点で80歳以上を超えると、住宅ローンの借入れは難しくなります。しかしながら、以下のように年収や勤続年数以外の理由でも住宅ローンの審査が通らない可能性があります。

遅延履歴がある

金融機関は住宅ローンの審査で個人情報信用機関に信用情報の確認をしますが、遅延履歴があるとローンの審査が通らない可能性が高まります。過去のクレジットカードや奨学金、ローンなどといった借入金の返済に問題があると、住宅ローンが受けられなくなるため注意が必要です。

借入れが複数ある

ほかに借入れがある場合、借入れ状況によっては住宅ローンの融資ができないと判断されてしまいます。クレジットカードや自動車ローン、奨学金なども対象となります。

借入金額

住宅購入は人生で一番大きな買い物ともいわれますが、ローンの申し込み金額によっては審査が通らない可能性があります。借入れ金額に対して、年収から判断する返済能力が満たしていないと審査が通りにくくなります。

個人事業主

フリーランスなどの個人事業主はサラリーマンに比べて住宅ローンの審査が通りにくい傾向にあります。サラリーマンの平均より年収が高くても、長期的な安定性をみると、フリーランスは住宅ローン審査においては不利となってしまいます。

審査に落ちたときにとるべき対応とは

住宅ローンの審査が通らない理由について解説しましたが、審査が落ちた時はどのような対応を取るべきか気になる人も多いことでしょう。審査に落ちた際に考えられるケース別に取るべき対応について紹介します。

個人信用情報への対策

有料となりますが個人でも取り寄せられるため、自分の信用情報を確かめてみましょう。

複数借入れがある場合の対策

できる限り借入しているローンを完済してから、住宅ローンの審査を再度申し込みしてみましょう。もし完済が難しければ金利が高いローンを優先して返済しましょう。

個人事業主の人の対策

民間の金融機関からの住宅ローンが難しい場合はフラット35を利用するとよいでしょう。民間の金融機関より住宅金融支援機構が提携して融資されるフラット35の方がより審査が通りやすい傾向にあります。しかしながら、フラット35は固定金利となるため、変動金利より金利は高くなってしまいます。

審査が通りやすい住宅ローンはある?

ここまで住宅ローンの審査が通らない理由やとるべき対応についてみてきましたが、審査に通りやすい住宅ローンがあるのかどうか気になる人も多いことでしょう。結論からいくと、審査が通りやすい住宅ローンはありません。住宅ローンの審査基準は金融機関によって異なり、公表されているわけではないので審査が甘いかどうかは判断できません。

また同じ金融機関であっても支店によって、審査基準が異なる可能性もあります。住宅ローンを検討する際は条件面も重要ですが、仮審査の段階では数社に申し込むことをおすすめします。1社ずつ申し込むこともよいですが、審査が通らなければ一から金融機関に当たらないといけなくなるため、スケジュールがずれ込んでしまう恐れがあります。

またメガバンクの住宅ローン審査は通らなかったけど、地方銀行に申し込むと審査が通ったということも充分あり得るため、いくつか申し込む候補を用意しておくとよいでしょう。しかしながら、手当たり次第にローンの申し込みをすることはおすすめしません。ローンの申し込み履歴について金融機関が信用情報で確認することが可能となっており、短期間に何度もローンの申し込みがあると不安視されてしまう可能性があるため注意が必要です。

まとめ

今回は住宅ローンの審査が通らない理由や注意すべき点について解説しました。住宅ローンは年収や勤続年数が主な審査基準としてあげられますが、過去の返済状況や借入状況、借入金額も審査が通りにくくなる要因となります。審査に落ちた場合は自分の信用情報を入手し、ほかに借入がある場合はできる限り完済してから申し込むとよいでしょう。また個人事業主の人も住宅ローンの審査が通りにくい傾向にありますが、民間の金融機関のローンが難しい場合はフラット35を検討しましょう。住宅ローンの審査基準は金融機関によって異なるため、審査が通りやすい住宅ローンというものはありません。手当たり次第申し込むのは逆効果となりますが、住宅ローンの申し込みは複数社で検討することもおすすめです。

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